荒野行動やPUBGなどのサバイバルゲームは、スマートフォンで遊べる人気のジャンルですが、プレイしているとものすごい熱を持ってゲームの動きが悪くストレスになることはよくあると思います。
ほんの15分ほどプレイしたところで、一気に43度まで上昇しています。
上昇幅は10度以上になり、35度を超えたあたりで動きはカクカク、とびとびでまともにプレイできません。
これはスマホ側が、これ以上あがらないように機能に制限をかけている為、性能を落としているらしいです。
充電が残り少なくなると消費量を減らすために性能を落とすのと同じでしょうか。
そんな熱に対する悩みを解消するというアイテムがこれ。
スマホクーラー
ファンが回ることで冷却する、いわゆるゲームコントローラー型スマホクーラー。
充電式で満充電で8時間ほど稼働します。
サンコーレアモノショップで1280円だったんですが、現在は完売し、ニューモデルが出ていました。
上記のネットショップでも買えますが、もちろんサンコーさんの公式ホームページでも買えます。
気になる方は→→こちら←←から直接飛べます。
この旧式が気になる方は「スマクール」でググってみてください。
割高ですが、同じものを出しているところがあります。
ただし、類似品で粗悪なものもあるので気を付けてください。
あと、今回紹介するものには、現時点で楽天には無いものも多いので無ければ、他のところで調べてみてください(^^)
実際にスマクールを使用
カクカクは治まらない!
敵と対峙すると絶望的にカクカクww
グラフを見ると
下がってはいますが、それでも40度付近。
下がり幅としてはまだ足りませんでした。
この時の室温は28度です。
ペルチェ式に改造
スマホクーラーにはペルチェ式なるものもあるようですね。
いっちょ自作してみることにしました。
ペルチェ素子は「海渡電子」というところで買いました。
ペルチェ素子というのは、電気を流すと片面は冷えて片面は熱を持つという特性があり、電流を大きくするほど、その性質はより強く出ます。
しかし熱を持つ側を効果的に冷やさなければ、冷える面に熱が回り結果的に冷えなくなるという現象が起きます。
え?結局冷やすの?(笑)
とりあえず試作しました。
集中しすぎて途中経過はありませんww
ペルチェ素子は水冷します。
試運転には、家にあった直流安定化電源を使いました。
電圧を変えられるので、いろいろ試してみました。
一応空冷も考えてこんなものも一緒に買っていたのですが、この大きさでは間に合わなかったので却下しました。
改造の内容
まず、分解しファンを取り除きます。
ファンの部分の外装をくりぬき、その空いたスペースにラジエターを入れます。
対応するホースは確か内径8パイだったと思うんですが、それを使いポンプで水を循環させるという仕組みです。
ちなみに改造に使ったものは、サンコーさんで買っていない粗悪品で壊れてしまったものを使いました。
実はサンコーさんので2つ目ですww
使ったものはペルチェ素子以外は以下の通りです。
ホースは、ホームセンターの農業コーナーにある切り売りしているものを買いました。
一応、先にラジエターが届いてから実際に合わせてみて買いました。
ポンプとラジエターに対応するホースの内径は同じです。
最終的にペルチェ素子を動かす電源は、USB変換アダプタを使用し携帯の充電器を使います。
ペルチェ素子側のUSBオスのコネクタは、いらないUSBケーブルを切断して使いました。
ペルチェ式から水冷式に改良
何回か使ってから、水冷式にするならペルチェ素子いらないのでは!?と思い、取りましたww
ラジエターだけでは高さが足りないので、熱伝導に優れたアルミの板をホームセンターで買い、厚みが薄い100均の両面テープで貼り付けました。
右側を少し小さくしてあるのは、スマホのカメラ部分を避けるためです。
サイドのボタンを避けるための高さも調節しています。
水冷式スマホクーラーの効果
条件として、室温は28度で統一です。
赤丸が何もしていない状態で、MAX43度。
黄丸が空冷で、39度。
青丸が水冷で、33度。
水冷式の効果は抜群ですね!!
仕組み
まず、お菓子の入っていた缶の入れ物があったのでそれを水タンクに使いました。
水漏れしないようにコーキングします。
100均で買った氷枕を入れ水を冷やします。
水温は7.5度で安定です。
ポンプを作動させ水を循環させます。
水滴がつくので、ホースには薄い断熱シートを巻きました。
ふたを閉めれば冷水も長持ちしそうです。
ラジエターの温度
水温より少し高いです。スマホが接触するアルミ板の位置では
ちなみに直接ラジエターなら
1.2度の違いでした。
外観
缶に貼ってあるのはホースにも使っている断熱シートです。
ホースには裏返しで貼っています。
確か置いてあるのは、ホームセンターか100均かのキッチンコーナーだったと思います。
アルミ板の厚みは3mmです。
裏にも断熱シートを入れてます。
装着感、、、ごついww
アルミ缶に収納できます。
終わりに
とりあえずいろいろ試して水冷式はこんなものでしょう。
スマホを冷やすという目的は十分かないましたのでとりあえず成功ということでww
温度計に使ったアプリはこれです。
僕のはアンドロイド8.0ですが普通に動きます。サムスン端末だと動かないらしいです。
アンドロイド6.0以降に対応したバージョンもありますが、製作者いわくこっちの方が軽いらしいです(^^)
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