AnyViewer
AnyViewerはどんな時に役立つかといえば、仕事においては外出先で職場のパソコンに保存しているファイルの中身が知りたいときですね。
ほかには、パソコンが苦手な人へのアドバイス、アプリの操作の仕方、コードの書き方など、その場にいなくても遠隔で操作しながらリアルタイムでレクチャーすることもできます。
しかし遠隔操作するためには、操作される側のパソコンの電源が入っていなければなりません。プライベートにおいて、外出先からパソコンにアクセスしたいときはパソコンの電源を切ってはいけませんね。
インストール
Windows用とiOS、アンドロイド用があります。
パソコンは遠隔操作する側、される側両方できますが、スマホは遠隔操作する側のみです。
はじめは英語表記になっているので「Setting→Basic」からLanguageで日本語にします。
ソフトを切り再度立ち上げると反映されます。されなければPCを再起動してみましょう。
アカウント作成
アカウントを作ります。
ニックネーム、メールアドレス、パスワードを決めてから送信をクリックします。
すると、1分のカウントダウンが始まります。入力したメールアドレスに「認証コード」が届くので、時間内にコードを入力し登録します。
アカウントができると青塗しているところに、ニックネームとアドレスが表示されます。
ニックネームの横の記号からこのような作業ができます。リフレッシュとは更新のことですね。
IDを使ってリンクさせる
デバイスIDというのが、遠隔操作されるためのIDになります。パートナーIDはこのパソコンから操作する相手のIDを入力することで遠隔操作できるようですね。
一時的なセキュリティーコードは、遠隔操作する側の端末で接続するときに要求されたら入力します。
操作するためにもう1台にソフトをインストールする必要があります。今回はアンドロイド端末を使っての操作を試みます。グーグルプレイストアから無料ダウンロードできます。
モバイル端末向けのAnyViewerの特徴はホームページから確認できます。
先ほど決めたアドレスとパスワードでログインします。
マイデバイスはアカウントを作ったパソコンのことです。黒塗りになっているところはデバイスIDになります。
「パートナーIDを入力、、、」のところに遠隔操作される側のデバイスIDを入力します。
マルチウインドウにしているので、2画面分出ています。右側には操作する側のデバイス名が表示されたウィンドウが出てきます。最小化もできます。
操作について
右側のマウスアイコンをクリックすると、マウスとカーソルが現れます。赤丸のところをタップしながらカーソルを移動させます。画面はもちろんアップできます。
四角4つのところはこれらの操作ができます。
タッチモードとは先ほどの大きなマウスで操作するモードで、マウスモードに変更すると、
カーソル自体をを動かし、スクロールやクリックは新たに表示されたアイコンで操作します。
操作している画面のショートカットをカスタマイズできます。
横画面にするとこんな感じですね。やはりこっちの方が見やすいですね。
遠隔操作以外にも、画面を見るだけということもできます。その場合はもちろん操作はできません。シャットダウンなどは画面を共有しなくてもできます。
終わりに
遅延に関しては、遅れる場合、操作されている側の反応は早いですが、操作している側の反応が遅れます。
遠隔操作するなら有線同士のほうが安定するかもしれません。モバイルデータで接続すると通信料が気になりますね。
スマホ同士でできる機能があれば、カメラで撮影するときのサブモニターとしての使い方などもできておもしろそうですね。