寒くなる季節に欠かすことができないストーブ。
アウトドアであっても頼もしい相方になってくれます。
今年、キャンプのお供に人気のアルパカストーブを購入したので使い心地とアクセサリーについて紹介したいと思います。
まず、アルパカストーブは、「PSCマーク取得」「JHIA認証商品」という日本の安全基準を満たしているのでその面からみても安心です。
屋外、屋内の両方で使うことができます。
しかし、一酸化炭素中毒の危険はほかの火を使う暖房器具と同じなので、注意を怠ることはできません。
屋内で使う場合は一酸化炭素チェッカーを使い、安全に配慮し楽しいレジャー体験にしましょう。
結構高いですが、テント内で使うなら持っておいたほうがよさそうです。安物はどうなんでしょうか、反応しないと意味ないですからね。
アルパカストーブ
大きさは、高さ405mm、直径350mmです。専用ケースがついているのはいいですね。
前面までがばっと開くので出し入れもしやすいです。
段ボールやフィルムを外すために天板を取ったところです。中はこのようにドーナツ型の皿のようになっています。
天板の、この穴の部分から落ちたゴミなどは、皿の部分でキャッチできます。
天板の直径は280mmです。
2022年10月26日にアルパカストーブに新しいタイプが出ました。
スペックは同じですが、細かいところがいくつか改良されているようですね。高さが15mm高くなり、上板にはセラミック素材を新採用し熱伝導効率がアップということです。
ガソリン携行缶
ガソリン携行缶ですが、灯油入れにも使えます。
UN規格を取得し消防法にも適合しているため安心です。
もとは「エストデザイン」という会社の商品で、バイク関連のものを扱っているところですが、「CAMP MANIA PRODUCTS」というところが、アウトドア用に新カラーを作ったという商品です。
これにしたのは、他の携行缶と違って注ぎ口が一体で、持ち運び時にセパレートのホースからしずくが垂れることを心配しなくて良さそうだったからです。
このようにアルパカストーブの狭い注ぎ口にも対応しています。
アルパカストーブの容量3.7Lに対して2.5Lしかありませんが、併せて16時間くらいはもつ計算になります。
こぼれることを心配しなくてもいいといっても、やはり臭いは気になるところです。
フューエルバッグを出しているところもありますが、ダイソーでよさそうなものがありました。
防水のバッグです。耐油性はわかりませんが、携行缶に漏れがないということを前提に臭い封じという目的で使用します。
無理なく入れることができます。
このグリーンタイプはアマゾンには無いようで、もともとの赤のみです。(2023年11月現在)
人気なのかよく売り切れています。色は、ほかに黒やベージュっぽいのもあるようです。
フューエルバッグは、オシャレな方がいいという場合はオレゴニアンキャンパーからこういうものが出ています。容量もこちらのほうがありますね。
楽天などで見つからなければ公式サイトにもオンラインショップがありますが、こちらは定価販売です。ぜひポイント還元や割引など安く買えるところを見つけてください。
五徳
五徳に使用するのは、ダイソーの鍋敷きです。スチールなので耐熱性が心配ではと思うかもしれませんが、スチールは軟化を始めるのが900度位だそうです。対して石油ストーブの天板の熱さは300度ほどだそうなのでいけそうです。
そして見てもらいたいのは、鍋敷きの足の部分。天板の穴の位置にぴったりですね。
というわけで切断しました。
まるで専用品かのようにぴったりです。これで五徳が横にズレるといった心配はないですね。
たまたま見つけた鍋敷きがここまでフィットするとは思いませんでしたw
天板からの高さは7mmです。
天板に設置した状態でもバッグに収納できますが、中に収納することもできます。もちろん蓋はちゃんと閉まります。切断個所のささくれは、ケガのないようにやすりで擦っておきます。
この天板を取った状態で網を置いて使うというのも見ますが、中にゴミが落ちる可能性があるのであんまりやりたくはないですね。
太さは3mmです。
やかんを置いてみました。
ネットでよく見かける七輪用の五徳はこちらです。
収納には困りますが、ネットではよくシンデレラフィットと言われているので、ダイソーのものより実績はありますねw
しかし、ストーブと一緒に収納することはできません。
反射板
ステンレス板です。長さは、上側が短く下側は長い台形になっています。
形はこのように整えられています。手前がストーブの内側用になっていて鏡面仕上げになっています。
厚みは0.3mmです。
取り付けは横から通しひっかけるだけです。
取り付け方は、外周に這わせるのではなく、このように浅めに湾曲させます。
ネットでよく見る外周に這わせるタイプの熱の反射は実はこのようになり、
一方、湾曲の浅いタイプはこのように反射するそうです。
こんなきれいに反射するわけではないかもしれませんが、前面に拡散するように反射しそうな感じはしますね。
外周に這わせるタイプも前方に来る熱量はかなりあるそうですが、効率から言えば湾曲の浅いほうがよさそうに感じます。
でも、正直十分暖かければどっちでもいいような気はしますがw
反射熱だけじゃなく、輻射熱もありますからね。
僕は、見た目のスマートさや片付けやすさでこちらを選びました。
こちらの反射板は、アルパカストーブとよく比較される「パセコ」のストーブ用もあるので、間違えないようにお願いします。
使用例
キャンピングムーンのローチェアとのサイズ感比較です。
この上でパンも焼けます。
ホットサンドメーカーはフッ素加工されているものが多いので、直火で高温になりすぎると加工がとれる恐れがあります。ストーブの上だと直火よりはじっくり焼けるので焦げてしまう心配も少なそうですね。
実際に使っているところを撮るのを忘れてしまったので、撤収作業直前にそっと置いて撮ったものですw
おわりに
アルパカストーブは、屋外においてはそこまで劇的に暖かいということはなかったですが、焚火の補助として使うには十分ですね。
寒がりな人にはいいものです!
これ以上を求めると、持ち運ぶには結構大きなものになってしまうので、予算や車の大きさとのバランスを考える必要があります。
コンパクトで取り回しもよく、五徳を使って調理もできるし、自分としては買ってよかったと思います。
あと最後にストーブと一緒に撮ったものはこちらの3つです。