はじめに
押し入れにでかい旅行用のバッグがあるのが前から何とかしたかったんですが、ふとドアの枠の出っ張りを使って棚を作れないかと考えました。
こういうやつです。
買ったはいいんですが、あんまり使う機会がなく押し入れの肥やしになってます(^^;)
あまり使わないので、どこか違うところに移したいと常々思ってました。
まずは棚をどの木材で作るかですが、パイン材は丈夫にしようと厚みのあるものにすると重くなりそうなので、SPFで骨組みを作り化粧合板で挟むことにしました。
棚板製作
骨組みは1×4で作ります。
組み立てにはビスではなくダボを使いました。
ネットでダボ治具を自作している方がいたので、余っていた木材を使ってマネさせていただきましたww
ダボマーカーを使うより早くできますね☆
中心はこのように位置を合わせます。
縦板と横板の中心を合わせて、治具の位置合わせの基準になるところに線を引いておきます。
もともと立ててあったSPFの柱に1×6の板をドアの枠と水平になるように取り付け、仮に置いてみます。
縦のドア枠(青線)に力がかかるように横板(赤線)をメインに骨組みは作っています。
反対の廊下側にも新たに柱を立てて同じものを作りました。
今回ラブリコは白を使ってみました。
ラブリコのような突っ張るものは自作もできます。
物を置く側の天板にはこれを使いました。
これは廊下側の棚です。
下側には見栄えの為に化粧合板を使います。
貼り合わせたらカンナで面を揃えます。
このカンナは、手のひらサイズで使いやすく切れ味も十分です。
替刃式なのも良いです。
奥の壁に付ける部分には、ドアを開け閉めするときに風圧で空気が通るようにくりぬきを設けました。
正面にも化粧合板を取り付けますが、正面のビスは目立ってイヤだったので両面テープで貼り付けました。
100均ですが、薄くてしっかり付くので結構気に入ってます。
ここはしっかりツラを合わせるために、幅を少し多めに切っておいて、貼り付けてからカンナで揃えます。
化粧合板側は、傷つけないように養生テープを貼って削っていきます。
化粧合板は正面のみのプリントなので、ビスも一緒に見えるところだけ色を塗ります。
両面テープ同様、筆も100均で絵の具用のものが細くて使いやすかったです。
この塗料も絵の具みたいな感じです。
使った塗料はカンペハピオのヌーロです。
水で薄めたりはしませんが、絵の具のような感じで使えます。
木材以外に金属にもしっかり塗れます。
塗った後、乾いてからインパクトでビスを回してみましたが、塗料がはがれることはなくしっかり定着しています。
塗っている写真の左下にくりぬいた部分がありますが、これは縦のドア枠の飛び出た部分をかわすために加工したものです。
空気穴はこんな感じです。
こっちは1×6の端に合わせただけです。
完成
廊下側
反対側
問題のキャリーケースは箱ごとぴったり置くことができました☆
おまけ
今回ラブリコの白を使ったことで、限定色を合わせて3色使ったことになります。
白もけっこう良いですねww
SPFに色を塗ろうと思ってましたが、塗らなくても全然良いww
上からオフホワイト、ナチュラルグレージュ、ブロンズで、下2つのSPFにはワトコオイルのミディアムウォルナットを塗っています。
今回の無塗装の白が結構気に入ってしまいましたww
この2つに無塗装はアジャスターが浮きすぎると思うので、せめてナチュラルに変えたいと思ってしまいました(笑)
前回の玄関の棚作りの時にナチュラルを使ってから、この1×6材のように、ナチュラルを塗るために木目がしっかりあるものを選ぶようになってしまいました(笑)
あぁ、この柱もナチュラルにしたい(;・∀・)
おわりに
思い付きでしたが、ドア枠でこんな使い方ができるとは考えてませんでした。
SPFで骨組みを作り合板で挟むのは軽くて結構強度があり、天井棚として安心して使えます。
柱に這わせている横板はワンバイ材で十分です。
幅はビスをほどほどに打ちたかったので、1×4ではなく1×6にしました。
幅があるとここにまた余裕をもってフックを打ったりもできます。