はじめに
ドライブレコーダーは、記録を残すということから、死角が少ないということがひとつの重要なポイントです。
360度カメラは一見死角がなさそうですが、リア側との距離が遠くなるのでやはりそれぞれ独立したものの方がいいのではとの考えから今回のドラレコを選びました。
ETCと同じくディーラーオプションで取り付ければナビと連動しますが、前から狙っていたドラレコを自分でつけたいと思います。
値段も工賃の事を考えると少し安く済みます。
ドライブレコーダーを取り付ける
ドライブレコーダーには、ユピテルの3カメタイプ「Y-3100」を選びました。
このドラレコはソケットではなく配線します。
常時電源、アクセサリー電源、アースの3種類がありますが、駐車監視の機能が標準でついているこのタイプは、それをキャンセルする場合、黄色の常時電源の線をアクセサリー電源と一緒につなげると駐車監視を物理的に無効にできます。
ドラレコの設定で駐車監視のオンオフができますが、常時電源の線を物理スイッチでACCと切り替えられるようにすれば、ドラレコでの設定を行わなくてもスイッチ一つで切り替えられるようになるかもしれません。ただの思い付きなのでうまくいくかわかりませんが、気が向いたら試してみようと思います。
まず作業をしやすいようにアクセル横のカバーを外すためにこの部分から赤丸の爪に注意しながら順番に外していきます。
これが外れれば、アクセル横のカバーに爪はなくクリップ2つで留まっているだけなので簡単です。
電源はヒューズボックスから取ります。純正の配線を傷つけないためです。今は廃版になっているフリータイプのヒューズ電源を使っています。
取った場所は仮にヒューズが飛んでも安全に影響しないスライドドア(常時電源)とシガーソケット(ACC)としました。このヒューズの向きですが、テスターを使って反応しない側から電源を取りました。
同時作業していたETCも配線しています。
アースはヒューズボックスの横のこの部分から取りました。
カメラは助手席側に付けるので、このように配線していき、
グローブボックス裏からピラー内に通します。グローブボックスはネジやクリップで留まっているところはないので簡単に外せます。
2つのカメラをつなげる線です。L字はフロント、ストレートはリア用です。
電源の配線はこの青丸のピラー部分から通し、カメラをつなぐ線は赤線の天井を通していきます。手前のカバーの中にはエアバッグが入っているので外さずに作業しました。ゴムモールは簡単に取れます。
スライドドア側のモールを外すと、このようにシール材が充填されていました。もしモールの外側や線に付いてしまってもパーツクリーナをしみこませた布で拭くときれいに取れます。
線は、モールを外しながら天井内に入れ込んでいきますが、エアバッグのあるパネルは外さずに、青丸の部分の隙間から押し込んで入れていきます。
後ろまで回ってきた線をモールを外して入れ込んでいきます。室内からゲートに通すのはこのチューブ内を通します。プラグがストレートタイプなので通しやすいです。
チューブから出てきた線は、ゲート内を通しデフロスターの線が出てきているところから出します。
このように配線止め金具使って固定していきます。
取付リア側。
フロント側。画角内にこのでかいセンサーが写り込まないギリギリにしました。
Y-3100
配線通し
おわりに
作業自体は難しくないのですが、パネルを外すことと配線を通すところがこの作業の一番の苦労ポイントですかね。