はじめに
証券口座を開設し取引パスワードを受けっとたらいよいよ投資の始まりです。
まず、買い付けを行うためには何より軍資金を準備する必要があります。
それを証券口座に入金してそれを買付余力として反映させます。
その一連の流れを見ていきます。
2024年から新NISAが始まったのでその買い方も別で紹介しています。
証券口座へ入金
初めてログインしたときは当然買付余力は0円ですので、まずここにお金を入れます。
利用する銀行を選択します。
即時入金やリアルタイム入金、銀行振り込みなどの銀行によって入金できるスピードが違うようです。
振込額と郵送された書類に記載されている取引パスワードを入力します。
振り込みは証券口座と使用する銀行口座の名義人が同じでなければ入金処理が行われません。
あとは内容を確認しながら入金手続きを進めていきます。
完了するとトップページに買付余力が反映されます。
つみたてNISAで限度額いっぱい使いたいので、がんばってとりあえずこれだけ入金しましたww
つみたてNISAで買い付け設定入力
まず投信をクリック
銘柄検索のところをクリック
つみたてNISAで買い付けが可能な銘柄には制限があります。
それを見分けるのは青矢印のところのマークの有り無しです。
つみたてNISAに絞って検索するなら赤矢印のところをクリックします。
するとこのようになります。
ここでは定番の「SBIバンガードS&P500」を選択しました。
次に赤矢印のところのつみたてNISA買付をクリックします。
ここでいくら使うかを入力していきます。
青①は金額か比率かですが、ここでは1つしか銘柄を選んでいないのでこのまま金額入力でいきます。
青②は比率入力にした場合に記入が必要です。
赤①で具体的に振り込み日などを入力していきます。
銘柄を増やしていくとここに羅列されていきます。
コースで振り込むペースを決め、毎月なら日にちを、毎週なら曜日を選択します。
金額は、つみたてNISAの場合は年40万円が上限なので、毎月の場合は12で割るので33333円までとなります。ここでは比率はスルーですが、33333円=100%です。
ボーナス月設定とは、毎月コースでは月33333円が上限ですが、その年の途中から積み立てを始めた場合、40万円の上限いっぱいまで使い切ることができません。そこでボーナス付きで金額を設定することで上手に使いきることができます。
例えば今は10月なので3か月では99999円までしか使うことができません。残り30万余りを使い切るため、ここで金額と買付日を設定することができます。
3か月10万円ずつ分散してもいいし、一気に30万円入れても良いし、半月で5万円ずつでもいいです。
ここでは2回分しか設定できませんが、振込完了したら日付を変えて新たに設定するのを繰り返します。
これが1月から33333円ずつ積み立てるのであれば、ボーナス月設定の必要はありません。
NISA枠ぎりぎり注文設定は、年40万円を超える設定をした場合、超えた分は自動で切り捨ててくれるものです。
例えば、1月から33333円積み立てているのに、12月にその年の最終の買付をしたあとにボーナス設定で10万円の買い付けを予定している場合、これを「しない」にしているとエラーが出るそうですが、「する」にしていると、33333×12=399996なので残り4円だけ使われてあとは使わないというイメージでしょうか。
これらの設定が完了したら、取引パスワードを入力して確認画面へ進みます。
そのまえに注意ですが、このつみたて設定状況の円グラフですが、1月から始めても10月から始めても、設定金額が33333円だと100%になってしまいます。
これはその設定だと1年間で40万円使いきれますよという「試算」なので、実際に使いきれるというものではありません。
2月以降から始める場合は自分でいくら不足しているか計算してボーナス設定をしましょう。
もちろん、毎月の金額をたとえば2万円にしていると、20000×12=240000なので、ボーナス設定で16万円使い切るように設定する必要があります。
しかしながら、限度額が40万円というだけで必ず1年で40万円使わなければならないわけではないので、自分に合ったペースで運用していけばいいと思います。
目論見書閲覧
青矢印の部分を閲覧します。
閲覧するとチェック項目が出てくるので、チェックを入れて次へ進みます。
最終確認をして確定します。
設定変更方法
これまで設定したものを変更する場合の手順を追っていきます。
トップページの「取引」をクリックします。
「投資信託」をクリックします。
「投信(積立買付)」をクリックします。
赤矢印のどちらかをクリックします。
するとこのページに来られるので変更ヵ所あれば変更します。
買付完了
毎月払う33333円とボーナス設定の10万円の分が買付余力から引かれています。
おわりに
株初心者にとって積み立てNISAは長期運用なので、普通の株取引などに比べてあまり考えこまずに運用していくことができます。
世の富豪と呼ばれる人たちは一様に投資をしているということを考えると、お金を増やすということであれば投資をやらないという選択肢はないのかもしれません。
しかしながら、自分の財産を失わないように身の丈に合った運用を心掛けることが大事だと思います。