#1.動画編集ソフト「wonderFox HD Video Converter Factory Pro」とは

動画変換ソフト ソフトレビュー

 

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はじめに

wonderFoxが社名で、HD Video Converter Factory Proが製品名です。

このたび、またしてもソフトウェアのレビューのお声がけをいただきましたので、提供いただいたこの動画編集ソフトを使っていきたいと思います。

 

頂いたのは製品版ですが、気楽にレビューしたいと思いますw

動画編集には一時ハマっていたことがあるので地味にうれしいですw

 

僕はもともと使っている自分で購入した動画編集ソフトがあるので、自分なりの基準を持っています。

今回は、HD Video Converter Factory Proのレビューなので、あえて持っているソフトの名前は控えますが。

 

記事の最後には、WonderFox様から、HD Video Converter Factory Proを景品として提供していただきましたので、興味を持たれた方はダウンロードしてみてください。

通常5600円が無料となっています。

 

 

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WonderFox Soft, Inc.

 

社名はワンダーフォックスですね。2009年に設立した会社で、本社は中国の四川省にあるようです。

動画編集やダウンロード、フォーマットの変換、DVDリッピングなどのソフトウェアを取り扱っています。

この手のソフトは数多くありますが、150ヵ国で3千万人ものユーザーを獲得しています。

 

HD Video Converter Factory Pro

 

直訳すると、ハイビジョンビデオの変換工場でしょうか。動画編集ソフトということですね。

 

ソフトのトップはこのようになっています。

 

要求されるパソコンのスペックはこの通りです。

 

 

 

ソフトのインストールまで

 

HD Video Converter Factory Proを無料ダウンロードします。

 

 

インストールについては他のソフトと同じように進めていけば大丈夫です。

 

 

完了でいいのですが、初回の起動はこのチェックは外してアイコンから実行するのが良いみたいです。

 

 

無料版はあくまで体験版のようなものなので、機能には当然制限があります。今回はライセンスコードをいただけたので製品版を試していきたいと思います。

 

 

初期設定

 

まずは初期設定をやってしまいましょう。矢印の歯車のマークをクリックすると設定にいきます。

 

 

だいたいはそのままでいいですが、

 

 

保存先は最初はCドライブになっているので、変更したい場合は任意のドライブに変えておきましょう。Cドライブにデータを詰め込むとパソコンの動きが悪くなってしまいます。

 

 

これは環境によるものと思いますが、僕はパソコンの画面をテレビに出力しています。その関係からか、一番下の決定アイコンが見切れてしまっているので、パソコンのディスプレイ設定で縮小しなければダメでした。推奨は150%ですが、125%にします。

  

 

推奨150%だとちょうど確定、キャンセルの行が見切れてタッチすることができません。

 

こうなるのは、設定画面のような縦長のものだけなので、編集画面は横長の為推奨サイズで作業ができます。

ウィンドウのサイズを変えることができればいいなと思いました。

 

 

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動画編集

 

動画変換以外の機能はこちらです。

 

 

 ファイルの選択

 

左下の「変換」というところになります。

 

 

初期画面です。左上のファイルかフォルダの追加、もしくは画面中央をクリックするとエクスプローラーが起動するので、そこでファイルを選択し開くと反映されます。ドラッグはできませんでした。

 

 

このように1つ以上のファイルを置くことができます。

イメージ画像をクリックすると別窓が開き動画を再生することができます。この画面では元ファイルと変更後の状態を確認できます。見やすくていいと思います。

操作方法は後述しますが、編集はファイルひとつひとつ作業をしていき、最後の変換作業は一括ですることができます。

 

 

右のMP4となっているところでファイルフォーマットを変更できます。下段の帯のところは動画をどのように編集していくかになります。

 

 

フォーマットの変更

 

「出力フォーマットの選択」で変更できるフォーマットの一覧が開きます。500種類以上の形式や端末へ変換することができ、上の赤い覧の「動画」が選択されている時はこれ、4Kやウェブ、音楽を選択するとそれに合わせた適切なフォーマットの一覧が開きます。

 

 

このソフトがすごいのは、デバイスによっても選択できるというところです。そんなに違いがあるのかわかりませんが、アップルマークを押すとアイフォンやアイパットでこれだけの数が並びます。

 

 

フォーマットをWMVにしてみました。タイトルも変更できます。

 

60フレームの動画もフレームレート設定が自動のままでは23.98フレームになってしまいます。WMVでは30フレームまでしかないので、AVIとか他に60フレームに設定できるフォーマットを探すといいですね。

 

 

動画ファイルを音楽ファイルに変換する場合はこのようになります。変換も早く、3分半の動画は3秒で完了しました。

 

動画の方でもできますが、ボリュームの調整もできます。

 

 

切り取り

 

バーを動かしていき任意の範囲にします。決まったら「切り取り」をクリックして実行すると、下に編集したイメージが作られます。これは複数作ることができます。確定で戻ります。

 

作業画面の丸の再生アイコンは、再生と一時停止。カッコの再生アイコンは調整したバーの最初から再生します。こういう細かい配慮はうれしいですね。

 

 

イメージが2つ以上あると、時間とサイズが未知になります。

 

 

右下の変換で実行されます。全部青色になると終わりです。

 

 

指定した場所に2つファイルが作られました。

  

 

個人的に不満なのは、変換後この青色が消えないことです。何かしらで元に戻せたらいいなと思いました。

 

以降作業して変換の工程は同じです。

 

 

回転

 

4パターンで回転します。

 

 

トリミング

 

動画の一部を拡大できます。このときのプレビュー再生はスローになっているという親切設計です。ただ、通常再生とスロー再生と両方できたらなお良いと思いました。

 

トリミングサイズは自由に変えたり、縦横比率を固定しながらの変更も可能です。僕の場合はテレビに出力するので16:9ですが、スマホなどで見る場合はその画面に合わせて、24:9や他にも4:3、1:1など7種類を選択できます。

 

 

特殊効果

 

19種類の特殊効果から選ぶことができます。特殊効果を反映させる範囲も決めることができます。

 

 

ウォーターマーク

 

ウォーターマークでは、動画に文字を入れたり画像を入れたりすることができます。

 

テキストの場合は、フォントや色、サイズ、陰影などの設定ができます。サイズは設定で数値的に変えることもできるし、直接置いた文字を操作することもできるので直観的に動かすことができます。

画像の方もフォルダアイコンから自分が持っている好きな画像を入れることができます。

 

友達にメッセージ付きの動画を渡すときなどに使えそうですが、この画像や文字はその動画ファイル全部に反映されるので、シーンのカットごとに文字や画像を変えたい場合は、切り取りを利用して1シーンごとのファイルを作りましょう。

 

 

マージ

 

ファイルが2つ以上ある場合はマージという機能が使えます。

 

これは2つのファイルを結合するものです。ファイルを選択して赤枠のマージをクリックすると

 

このような帯ができるので、あとのファイルはクリックしなくてもドラッグで移動できます。良ければ矢印のマージをクリックします。

 

このようになるので、変換で動画を完成させます。

 

出来上がりはシーンが変わるときにフェードアウトなどのエフェクトは無く、パッと切り替わります。

 

あと気を付けるのはエラーで変換できなかった時に、このようなヒントが表示されます。

 

何のことかよくわかりませんが、マージを使ってMP4に変換しようとしてエラーになるとソフトの操作が効かなくなってしまうので、ソフトの再起動が必要になります。(パソコンの再起動ではない)編集がパーになるのでよく確認した方が良いです。

他の切り取りやトリミングなどでは、このヒントのあともうひとつウィンドウが現れて作業に戻ることができます。

ここの説明はもう少し詳しくほしいですね。

 

 

バッチの圧縮

 

この部分でファイルの圧縮をすることができます。

 

バーをスライドさせていくと圧縮率を変えることができます。

  

 

変換機能を使ってみて

  

動作は軽く作業はスムーズに進みます。

この変換機能に感じた魅力は、

  • フォーマットを簡単に変換できること
  • 切り取りやトリミングなど手軽に簡単に作業ができること
  • 動画から音だけを抽出しMP3などに変換できること
  • 動作が軽いこと

だと思いました。

 

そして向く作業、向かない作業ですが、

編集内容を保存する機能がないので、じっくり時間をかけて動画を編集するというのには向いてないですね。完成した動画を変換。後日確認して、修正したいところが見つかっても手直しすることができません。

僕は経験あるんですが、例えば友達に結婚式の撮影を頼まれてそれを編集してひとつの動画にするときなどは、動画ファイル数は多くなるし、細かい修正は必須、音楽も重ねたい、そして日数もかかるのでこのソフトだけで完結させるのは至難だと感じました。

 

このソフトに向くのは

  • 再生するデバイスに合わせたフォーマットにしたい
  • 友達にLINEなどで送信するためにデータ量を調整したい
  • 長い動画の一部だけ抜き取りたい
  • 動画の強調したい部分を拡大したい
  • 動画にコメントや画像を入れて遊びたい
  • 動画内の音楽だけ欲しい

こんなところでしょうか。

 

ところどころ日本語に違和感があるところもありますが、理解できる範囲ですし、良いところ、悪いところを天秤にかけても、この変換機能の得意とする分野においてはとてもいいと思います。

 

自分が何を求めるかで選んでもらえればいいと思います。

個人的にこのソフトは利用していきたいです。

 

レビュー執筆のお礼として、WonderFox様との提携によってHD Video Converter Factory Proを景品として提供していただけました。

期限は2021年2月1日までですが、通常5600円のところ無料にしていただけたのでこの機会にダウンロードしてみてはいかがでしょうか。

 

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