一般的に負けない投資戦略とは、短期間に大儲けしようとはせずにどれだけ損をしないように資産を運用するかがカギだそうですね。
それには分散投資という考え方が重要で、いろんな会社に少しずつ投資をすることでトータルで利益を上げつつできるだけ損をしない戦術が必要です。
投資信託やETFなど初めから分散投資された商品も多いですがどれを選べばいいのか迷いますね。
成長性に賭けるのか配当金を多く出すところを選ぶのか。
今回はどれがいいのかというより、ただただ比べてみたいと思います。
2021年1月24日時点の各ETFの株価と配当
VEA | VWO | VOO | VYM | HDV | SPYD | QQQ | |
株価($) | 48.7 | 54 | 351.9 | 94.06 | 89.2 | 34.45 | 325.42 |
配当利回り(%) | 1.97 | 1.76 | 1.5 | 3.06 | 3.95 | 4.68 | 0.54 |
1株当たり配当($) | 0.96 | 0.95 | 5.28 | 2.88 | 3.52 | 1.61 | 1.76 |
100ドル当たり配当($) | 1.97 | 1.76 | 1.5 | 3.06 | 3.95 | 4.68 | 0.54 |
経費率(%) | 0.05 | 0.1 | 0.03 | 0.06 | 0.08 | 0.07 | 0.2 |
僕が持ってるETFと人気のETFです。
VOOは1株当たりの配当金は一番多いですが、そのひと株が高いので条件を100ドル当たりに揃えると割と低いですね。
人気の高配当ETFのVYM,HDV,SPYDはさすがの高さです。
こうしてみると、ひと株あたりの配当、利回りも低く価額も高いので、株数を稼ぎにくいQQQを今から買いにいくメリットはあるのかと思ってしまします。
チャート比較
2011年1月後半からの成長度合い
10年前からだとQQQがVOOよりはるかに上げてますね。
2016年1月後半からの成長度合い
新興国ETFのVWOがごぼう抜き3位に躍り出ました。
2019年1月後半からの成長度合い
先進国(アメリカを除く)ETFが順位を上げてきました。
2020年3月のコロナショックからの回復具合
QQQは相変わらず強いですが、VWOとVEAがVOOを抜き去りました。
2020年10月終わりからのこの時期はアメリカ大統領選で盛り上がっていたころですね。
ずっと下位に収まっていたSPYDが上がってますね。というよりは周りが下がってきたからという感じでしょうか。堅実な感じで回りにあまり影響を受けないのかな。チャートしか見てないからわかりませんがw
SPYDの特徴は、組み入れられている会社の時価総額に応じた投資割合ではなく、完全に平均的に投資をするスタイルです。成長スピードは時価総額加重平均型にはかないませんが、暴落局面での下げにも強いのでしょうか。
今年が始まってからの推移です。
緊急事態宣言やロックダウンなど世界情勢はなかなか苦しい感じですが、新興国がちょっと抜け出してますね。
比較してみて
高配当ETFとして人気のHDVやSPYDですが、ETFの成長性を加味してトータルでみるなら必ずしも正解とは言いにくいですね。
ただ、長い目で見たときの株価の変化の予想は難しいことから、高配当ETFで配当金をもらうのか、成長性に賭けて資産を増やすのか、どっちがいいのかなんて正解は無いのかもしれません。
株はギャンブルだからやらないという人も、それを始めると途端に儲けようとして欲を出すのは人間のさがかもしれません。そんな気をぐっとこらえてとりあえず始めたばっかりなので淡々とにやっていきますw